(2019年2月取材)

この度の新型コロナウイルス感染症により、罹患された皆様と、生活に影響を受けられている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

現在の状況を鑑み、「バスクリンの森」の取材活動を自粛する運びとなりました。そのため、毎月更新していた森の様子を伝えるレポートも一時的にお休みいたします。

「バスクリンの森」プロジェクトでは「水を育む、森を守る」をコンセプトに、長い間放置されていた森を「バスクリンの森」と名付け、自然を再生していく様子をお伝えしてきました。

(2019年7月取材)

活動自体はお休みいたしますが、自然が行う営みは今も変わらず続いています。これまでお届けしてきたように、森ではさまざまな動植物が暮らし、木々は成長し、水を育む。昨年のお祭りで味わったタケノコも、すくすくと育っている頃です。

晴れの日には太陽の光をたくさん吸収し、梅雨の時期になれば木々はたっぷり水を含みます。またその頃には、川へ遡上してきたアユ釣りも解禁です。そんなふうに、今年も変わらず自然は移り変わっていくのでしょう。

森の様子が日々変化するように、現状もこのままではなく、人々が行き交う賑やかな社会が早く訪れることを願っております。
そしてまた皆様に、「バスクリン森」の様子をお届けできる日を楽しみにしています。

文・写真:「バスクリンの森」取材チーム