当社は、入浴を通じて健やかで心地よい生活を提供することを目的に「バスライフ推進活動」を行っています。バスライフに関わる活動として、講演活動(学生向けの課外授業・介護施設での入浴法指導・海外向けの入浴文化啓発等)、温泉地との地域共創活動(温泉地でのワーケーション実証実験・シンポジウムやイベント協力等)、アスリート支援(入浴法指導・入浴剤提供・大会協賛等)などを実施しています。
本活動の一環として、2024年11月15日に開催された東京都公衆浴場業生活衛生同業組合様の研修会にて、当社製品開発部フェローの石澤が「効果を実感する新しい入浴法 心と体に効くお風呂に掛けた私の研究秘話 PART2」というテーマで講演いたしました。石澤による講演会は今回で2回目となります。
当日は、約60名の都内の銭湯経営者の皆さまに向けて、入浴の基本作用、体温変化と睡眠のメカニズムから導き出した良質な睡眠につながる入浴法、時差ボケと入浴の関連、入浴による暑熱順化、リラックスにつながる体温を約1.1℃上げる入浴法など、研究データを交えながら、幅広いテーマで解説しました。
さらには、銭湯にいらっしゃるお客さまの満足度向上に向けて、1日の流れに合わせた入浴法の提案や脱衣場でのストレッチ提案等、当社の研究知見を基にさまざまなご提案をいたしました。
熱心にメモを取りながら聞かれている方や投影資料を写真に収める方も多く、質疑応答では多くの方々よりご質問をいただきました。質疑応答では、銭湯を利用される年配のお客様への推奨入浴法やサウナ時の注意点などをお話しいたしました。





講演の様子

当社では、これまで培ってきた入浴や生薬に関する研究知見を、皆さまの豊かなバスライフ、快適なバスタイムにつながるよう、今後もバスライフ推進活動に励んでまいります。