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温泉-温泉探索

温泉探索

 当社では「温泉を科学する」を信念とし、温泉の魅力を皆さんに気軽に体感いただくため、研究・温泉タイプの入浴剤の開発を行っています。

温泉とは?温泉タイプの入浴剤

 温泉は以下の10種の泉質に分類されます。
「単純温泉」「塩化物泉」「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「二酸化炭素泉」「含鉄泉」「硫黄泉」「酸性泉」「放射能泉」「含よう素泉」
他にも、「浸透圧」「水素イオン濃度(pH)」「泉温」等様々な方法で分類ができます。

 当社の温泉タイプの入浴剤は、「実際に温泉に行った気分になる」「“次はこの温泉に行ってみよう”と話が弾む」そんな時間を目指しています。そのための工夫の一つとして泉質に着目し、温泉成分の比率を温泉と合わせる入浴剤の開発を行っています。
 「温泉成分の比率を合わせる」製品では、入浴剤として再現できない泉質の温泉もあります。硫黄を多く含む温泉で、慢性皮膚病や慢性婦人病・糖尿病等様々な適応症がある体に嬉しい温泉です。しかし硫黄は給湯器を腐食させるため、ご自宅での使用が難しいと考えております。塩化物イオンが多い温泉も、同様の理由で再現をしておりません。
 成分を再現することとした温泉タイプの入浴剤は、以下のような成分構成となっています。

Fig.1 温泉タイプ入浴剤の一例・道後温泉の温泉分析書と当社入浴剤の成分比率比較

Fig.1 温泉タイプ入浴剤の一例・道後温泉の温泉分析書と当社入浴剤の成分比率比較

 温泉タイプ入浴剤では、温泉成分への着目の他に
・温泉情緒を色・香りで表現 ・温泉の湯触りを再現 を行っています。
これらを可能にするための工夫が“温泉探索”です。

温泉探索 当社研究員が温泉地で情報をキャッチ

 温泉探索は、当社の開発員が3人(製剤・調香・企画担当)チームで、1日10源泉以上の温泉調査をする旅(探索)です。同じ温泉地でも、源泉が異なると成分・温度・色感触等変わってくるため、複数の源泉を評価していきます。

温泉探索 それぞれの担当者はどんなことをしているか

各担当者が探索でどんな情報を得ているか、探索をすることでどのような製品になったか、をご紹介します。

温泉探索 それぞれの担当者はどんなことをしているか

1.中身~製剤・調香~

 入浴剤の中身を作る製剤担当・調香担当は、現地で様々な情報を五感で感じ取り、メモを取りながら入浴・探索を進めていきます。
 製剤担当は、まず温泉分析書より温泉成分を把握します。成分によってお湯の硬さや感触・肌あたりが変わってくるため、温泉成分の把握は重要です。温泉地の雰囲気から湯色を考えます。また、温泉の湯ざわりを評価し、どんな成分で再現するか、考えながら入浴します。探索後は、現地で感じた情報をもとに、温泉気分を再現できるお湯の感触や湯色に向けて検討を重ねます。
 調香担当は、温泉地の香りやイメージ・入浴中のお湯の香りや入浴後の肌に残る香りを評価します。また、温泉地自体のイメージから香りの方向性を考えます。探索後、温泉に行った気分になれる香りを目指して調香を行います。例えば、新緑を感じる・趣のある雰囲気の温泉地を表す香りを作る際は、グリーン調の成分を多めにして、重めな香りを意識して調香をしています。
(例)十勝川温泉 実際に温泉地に行った気分が味わえる製剤に。
 十勝川の温泉は、モール泉と呼ばれます。泥炭層を長い年月かけて通り沸出し、泥炭に由来する腐植物(フミン質)が含まれたアルカリ性の温泉です。
 温泉に実際に赴き、太古の植物由来の泥炭層について温泉地の方に伺ったお話に感銘を受け、入浴剤の香りに「太古の植物をイメージした香り」を付けました。また、色が変わる前の透明な源泉を見たことで、「モール泉の濃厚さの中にさわやかさを感じる湯色」に致しました。このように、探索を通して温泉地に行った気分の味わえる製剤構成になりました。

2.パッケージ・商品説明~企画~

企画担当は、温泉地の雰囲気や名物、温泉から得た印象等より、パッケージのデザインや・製品紹介の仕方を考えています。

(例)黒川温泉 パッケージや製品紹介にも活きる
現地に行く前の調査段階では、黒川温泉に「未開拓の力強い温泉」というイメージを持っていました。しかし実際に訪れてみると、女性の少人数グループが目立ち、「幻想的で丁寧な温泉・温泉地を作るこだわり」を強く感じました。各宿と里山の風景すべてを「1つの旅館」という考えがあり、温泉地の様々な露天風呂を「入湯手形」で巡る文化にも感銘を受けました。ここから、露天風呂をパッケージデザインとして採用し、「幻想的・丁寧」なイメージを反映したデザインになりました。

家庭で安心して使用するために 入浴剤の秘密

 温泉成分を温泉と同じ濃度でお風呂に投入すると、給湯器や浴槽への影響・すべり等の危険が懸念されます。そのため、当社の温泉タイプの入浴剤は、ご家庭で安心して使用いただける濃度で温泉成分を配合しております。
しかし、温泉成分の比率を合わせるだけでは温泉地の特徴的な湯触りをご家庭で再現することができないことが多く、様々な工夫をしています。温泉成分に加え、化粧品などで用いられる原料(保湿剤など)を配合することで、現地で感じたものに近い感触を表現しています。
・ぬるぬる感の再現
美肌の湯や美人の湯と言われる温泉の感触は、「やわらかい・ぬるぬるなお湯」が特長的です。源泉の成分構成を参考にして入浴剤を処方化しても、濃度まで合わせることが困難な場合も多々あり、温浴効果は十分確保できても、湯の感触に差を感じてしまいます。その時には、高分子成分やオイル成分等々の組合せで、「やわらかい・ぬるぬるのお湯」の感触をを味わえるように工夫するのが私たちの腕の見せ所です。しかし、「ぬるぬるの感触」が浴槽内で滑ることがないように注意することは必須条件です。このような検討から、温泉を想わせる入浴剤を再現できた時の喜びはひとしおです。
・ご家庭で安心して使うために 
温泉には、さまざまなpHの温泉があります。その中でも「道後温泉」「美作温泉」はpHが高いアルカリ性の温泉として知られています。入浴剤でこれらの温泉の成分・pHを再現すると、白いかたまりができてしまいます。水道水中のカルシウムイオン(Ca2+イオン)と炭酸塩が反応してできる缶石(かんせき)です。
(式1) Ca2+ + CO3 2- → CaCO3

温泉地で見られる湯の花の一例もこの現象によるものです。温泉地で見るにはとても風情がありますが、ご自宅のお風呂で固まりができると掃除が大変ですし、浴槽・給湯器に影響を与えてしまいます。そのため、当社の入浴剤では、pHの高い入浴剤には、缶石の発生を防ぐ成分を配合しております。
気軽に温泉タイプ入浴剤を使っていただけるようにしております。

・白く濁ったお湯の開発
今ではよく見られる、白く濁る入浴剤も、実は当社が初めて開発したものです。
白く濁った温泉には、硫黄が含まれていることが多いです。しかし、当社の入浴剤には硫黄を使用しません(前述の通り)。当時は、お湯を白く濁らせる技術がなく、研究員が研究を重ねました。普通ならお風呂の底に沈んでしまうTiO2(酸化チタン)を、デキストリンを用いて特殊な加工をすることで湯中に分散させることに成功しました。「温泉に入っている気分を目でも味わってもらいたい」という思いが、白く濁る入浴剤の誕生につながっています。

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