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2007年05月31日

「炭酸ガス含有無機塩浴の効果」実証論文が
日本温泉気候物理医学会にて優秀論文賞を受賞

ツムラ ライフサイエンス株式会社

ツムラ ライフサイエンス株式会社(本社:東京都港区、社長:古賀和則)が、平成18年5月に金沢大学、鹿児島大学、オレンジ学園、武蔵野大学、株式会社ツムラと共同で発表した論文「炭酸ガス含有無機塩浴の効果」が日本温泉気候物理医学会第12回優秀論文賞を受賞しました。平成19年5月18日より開催された第72回日本温泉気候物理医学会にて表彰され、翌日学術集会において受賞講演を行いました。

実証内容の抜粋

目的

入浴には温熱効果があり、その温熱効果は、血管拡張、血流増加に寄与し、人の健康増進に寄与しています。本研究では、炭酸ガスと無機塩類を組み合わせた入浴剤の温熱効果と循環動態、入浴と摂食の順序効果に及ぼす影響について人を対象に検討を行いました。

試験条件及び方法

  1. 39℃、10分間の前腕部部分浴による末梢皮膚血流への影響について被験者(健常者)は、30分以上安静状態を保った後、入浴前の測定を行いました。その後、炭酸ガス含有無機塩入浴剤入りの湯で10分間の前腕部分浴を行い、入浴中及び入浴後15分後まで測定しました。
    次に、日を変えて、さら湯での同様の評価を行ない、その結果を比較しました。
  2. 39℃、10分間の全身入浴による末梢皮膚血流、皮膚深部温等の循環動態への影響について被験者(健常者)は、30分以上安静状態を保った後、入浴前の測定を行いました。その後、炭酸ガス含有無機塩入浴剤入りの湯で10分間の全身入浴を行い、浴後60分後まで測定しました。
    次に、日を変えて、さら湯での同様の評価を行ない、その結果を比較しました。
  3. 39℃、10分間の全身入浴による入浴と摂食の順序効果に及ぼす影響(血糖値等の変動)について被験者(健常者)は、30分以上安静状態を保った後、入浴前の測定を行いました。その後、炭酸ガス含有無機塩入浴剤入りの湯で10分間の全身入浴を行いました。摂食は、入浴前もしくは入浴後に行ない、摂食後120分後まで経時的に測定しました。
    次に、日を変えて、さら湯での評価を行ない、その結果を比較しました。

いずれも、被験者は健常者を対象とし、事前に試験内容を説明し、同意を得て行いました。

前腕部部分浴での炭酸ガス含有入浴剤とさら湯による末梢皮膚血流量の変化 全身入浴での炭酸ガス含有入浴剤とさら湯による皮膚深部温の変化
全身入浴での炭酸ガス含有無機塩入浴剤とさら湯による末梢皮膚血流量の変化 全身入浴での炭酸ガス含有入浴剤とさら湯による血糖値の変化

結果

  1. 前腕部部分浴により検討した結果、濃度依存的に皮膚血流が増加しました。
  2. 全身入浴による生体への影響については、皮膚深部温、末梢皮膚血流共に、さら湯浴と比較して、有意に高い数値を示しました。
  3. 入浴による食物吸収の影響について検討した結果、食物摂取後の入浴で、入浴剤浴は、さら湯浴と比較して、血糖上昇抑制傾向を示しました。

まとめ

炭酸ガス含有無機塩浴は、入浴中の血流増加効果、入浴後の保温効果が明らかとなり、摂食後入浴による血糖上昇抑制傾向が示されました。

※炭酸ガス含有無機塩入浴剤は、株式会社バスクリン製 きき湯マグネシウム炭酸湯を用いて試験を行ないました。

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