2025年4月11日
【バスライフ推進活動レポート】
全社員*が「入浴マイスター★」になりました 「バスクリン入浴マイスター」認定試験の実施報告
当社は、入浴を通じて健やかで心地よい生活を提供することを目的に「バスライフ推進活動」を行っています。バスライフに関わる活動として、講演活動(学生向けの課外授業・介護施設での入浴法指導・海外向けの入浴文化啓発等)、温泉地との地域共創活動(温泉地でのワーケーション実証実験・シンポジウムやイベント協力等)、アスリート支援(入浴法指導・入浴剤提供・大会協賛等)などを実施しています。
本活動の一環として、社員の知識向上や能力開発を目的とした社内検定制度、「バスクリン入浴マイスター」認定試験を、2022年度からスタートしています。
◆バスクリン独自の検定制度「バスクリン入浴マイスター」認定試験を実施
https://www.bathclin.co.jp/news/2022/0512
【制度の仕組み】
等級 | 学科試験の範囲 | 合格基準 |
---|---|---|
バスクリン 入浴マイスター★ |
当社および入浴の歴史、各製品の特長、お客様からの主な質問に対応できる等、役職員として概略の知識を有する内容 | 試験満点の70%以上 |
バスクリン 入浴マイスター エキスパート★★ |
入浴と健康の関係、温泉の一般的な知識、入浴剤の安全性、お風呂周りの知識等、役職員として一般的な知識を有する内容 | 試験満点の80%以上 |
バスクリン 入浴マイスター スペシャリスト★★★ |
入浴および温泉による健康維持、メカニズムやエビデンスの把握、お風呂周りのトラブル対応等、役職員として専門的な知識を広く有する内容 | 試験満点の80%以上 |
本制度スタート時から、入浴・入浴剤に関する情報をまとめた社内向けのテキスト「バスクリン入浴マイスターテキスト」を作成し、全社員に配付(新入社員は入社時に配付)。当社社員は、このテキストと試験前に実施する動画セミナー等で学習し、試験に臨みます。
当試験は2025年度で4回目を迎え、本年度までに全社員*が「バスクリン入浴マイスター★」以上に合格しました。最上位等級である「バスクリン入浴マイスタースペシャリスト★★★」にも多くの社員が合格し、社員の入浴・入浴剤関連知識の底上げに寄与しております。*受検者
合格者へ配付する「認定証」には、バスクリン入浴マイスターオリジナルの「ロゴマーク」が記載されています。これは、社員からデザインを募集したもので、多数の応募の中から選定しました。
また、「バスクリン入浴マイスター」を取得した社員は、ロゴマークとともに「バスクリン入浴マイスター★」と名刺に記載することができ、名刺交換の際の話題になることで、資格制度のPR、関係先とのコミュニケーション促進にもつなげています。
【試験実施結果】
等級 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 取得率 |
---|---|---|---|
バスクリン入浴マイスター★ | 311 | 311 | 100.0% |
バスクリン入浴マイスター エキスパート★★ |
271 | 258 | 95.2% |
バスクリン入浴マイスター スペシャリスト★★★ |
211 | 189 | 89.6% |
オリジナルロゴマーク
名刺記載イメージ画像
以下は、本年度の「バスクリン入浴マイスター」認定試験に、実際に出題された問題です。皆さま、ぜひチャレンジしてみてください。
- Q1.「バスクリン入浴マイスター★」出題問題
- 以下、①~③のうち、正しい番号はどれか。
入浴の主な3つの作用は、温熱作用、静水圧作用、(①転地作用 ②浮力作用 ③保湿作用)である。
- Q2.「バスクリン入浴マイスター★★」出題問題
- 以下、①~③のうち、正しい番号はどれか。
日本は世界で最も温泉数が多い国で、2020年3月の環境省の数字では、温泉地は2,971か所、源泉総数は(①7,969 ②17,969 ③27,969)か所で、そこから2,518,113L/分の湧出量がある。
- Q3.「バスクリン入浴マイスター★★★」出題問題
- 以下、①~③のうち、正しい番号はどれか。
- ①:暑熱順化とは、熱が体内に貯まることであり、入浴は体温が高くなることから熱中症を増悪させることになる。
- ②:暑熱順化とは、毎日湯船につかる入浴をしていれば、熱い湯でも平気で入浴できることを意味する。
- ③:暑熱順化とは、暑さに徐々に慣れることであり、入浴で発汗を促す習慣で熱中症対策となる可能性がある。
【問題の正解】
Q1. ②
Q2. ③
Q3. ③
当社では、入浴・入浴剤関連の知識・知見を、情報提供や講演などを通じて広く発信していくことで、生活者の皆様に豊かなバスライフ、快適で楽しいバスタイムの提供をめざしてまいります。