ニュース&トピックス
研究開発
2007年06月12日

浴用剤による快適生活リズムづくりの提案
~新しい浴用剤によるメリハリ浴の推奨~

ツムラ ライフサイエンス株式会社

ツムラ ライフサイエンス株式会社(本社:東京都港区 社長:古賀和則)は、浴用剤を使用した新しい入浴スタイルについて研究を実施し、「快適生活リズムづくり」の提案をいたします。

快適生活リズムの提案のための研究背景

近年、寝つきの悪さや眠りの浅さに悩む人は多く、日本人の睡眠の「質」は悪化しています。そのため、睡眠改善の方策が数多く検討されています。睡眠の「質」が悪化する原因は、ストレスをはじめ様々であるとされていますが、たとえば、夕食後のうたた寝による生活のリズムの乱れにより、就寝時に目が冴えてしまうといった現象も睡眠の「質」の悪化を引き起こす原因の1つと考えられています。ツムラ ライフサイエンス株式会社は、このような睡眠の「質」の悪化に繋がる生活習慣の改善を目的とし、浴用剤による「快適生活リズムづくり」の提案に取り組んでおります。

入浴と睡眠に関する調査結果

ツムラ ライフサイエンス株式会社は入浴と就床の関係に関する実態を把握するため、インターネットによる入浴実態調査を実施しました。10歳代から60歳代の男女 1,196名を対象とした2007年冬季の入浴と就床に関する時間帯を検証したところ、就寝直前に入浴する人はわずかであることがわかりました。また、入浴から就床までの時間が1時間未満の人は3%であり、1~2時間未満の人は20%、残りの77%の人は2時間以上経過した後、就床していました(図1)。
※有効回答1,125名

図1:入浴してから就床までの時間(n=1,125)
前腕部部分浴での炭酸ガス含有入浴剤とさら湯による末梢皮膚血流量の変化
バスライフ実態調査2007冬季(株式会社バスクリン 調べ)

新しい浴用剤開発の方向性

これまで入浴は癒しの時間としてとらえられ、リラクセーション効果のある入浴方法や浴用剤の開発が中心に行われてきました。しかし、入浴後すぐには就床しない人が4人のうち3人を占めている現状と、就寝前の覚醒状態の質的不良が入眠や睡眠の質的低下を引き起こすとする(うたた寝などによる生活のリズムが「快適な睡眠」をさまたげる)報告を考慮すると、入浴後ある程度の時間、良好な覚醒感を維持するための浴用剤の開発が快眠への新たなアプローチとして有用であると考えました。
そこで、健康のバロメーターとも言える睡眠をより良いものにするため、「快適生活リズムづくり」の提案の一環として、覚醒(活動)と睡眠(休息)のリズムづくりに貢献する新しい浴用剤の開発を進めています。さらに、覚醒レベルを左右する香りに注目し、香りの成分がはじけ飛ぶ浴用剤を使用し、メリハリ浴(メリハリのある生活おくる為の入浴)の推奨も合わせて行っていきます。

浴用剤と覚醒レベルに関する研究報告

ロフテー睡眠文化研究所、ロフテー株式会社、株式会社エス アンド エーアソシエーツ、ひとセンシング株式会社と共同で、浴用剤が入浴後の「意識」に及ぼす影響を生理学的、心理学的、行動学的側面から総合的に検討いたしました。入浴後の心理的眠気(KSS)については、香りの成分がはじけ飛ぶ浴用剤(柑橘系ゆず調とグリーン系森林調の2種類)を用いた入浴の方が、さら湯で入浴したときに比べてスッキリとした状態が維持されるという結果が示されました(図2)。
なお、本研究の内容は日本生理人類学会第56回大会(2007年6月16,17日、秋田大学)にて発表いたします。

図2:入浴前に対する入浴後の眠気(KSS)の変化(n=8)
図2:入浴前に対する入浴後の眠気(KSS)の変化(n=8)
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