ニュース&トピックス
研究開発
2010年04月30日

湯温の違いによる皮膚の乾燥状態を実証
スキンケア入浴法の提案
~日本薬学会第130年会(岡山)にて発表~

ツムラ ライフサイエンス株式会社

ツムラ ライフサイエンス株式会社(本社:東京都港区 社長:古賀和則)は、湯温の違いによる皮膚の乾燥状態について検証し、スキンケア入浴法を提案しました。

なお、本研究内容は日本薬学会第130年会(2010年3月28日~30日、岡山市で開催)で報告しました。

背景と目的

日本人が習慣としている入浴だが、入浴の仕方によっては、皮膚の乾燥を招くことがある。特に、冬季は外気も乾燥しがちで、皮膚の乾燥を招きやすい。そして、気温が低いことから夏季に比べ熱めの湯に入浴する傾向がある。
そこで、湯温のちがいによる浴後の皮膚状態を測定し、入浴後のスキンケアのタイミングや、皮膚状態に合わせた湯温についての提案を行うこととした。

試験

内容 入浴条件(温度)による皮膚状態の変化を確認及び検証
対象 健常成人14名
入浴条件 38℃10分間と42℃10分間
試験フロー 安静 → 入浴 → 60分後まで測定
試験方法 被験者は、試験室にて安静馴化後、入浴後60分後まで各項目を測定
測定項目 ①入浴前後の前腕内側部の角層水分量
②角層水分蒸散量を測定
すべての試験は、被験者に事前に試験内容を充分説明し、同意を得て行ないました。

結果

①入浴後60分で、群間で有意差あり
①42℃入浴後30分で、前値とで有意差あり

まとめ及び考察

ぬるめのお湯での入浴は、熱めのお湯での入浴と比較して、入浴後の角層水分量の減少を抑制し、角層水分蒸散量も抑制した。このことは、ぬるめのお湯での入浴は、スキンケアを考慮した入浴の条件と言える。

また、種々のスキンケア入浴剤は、全身の保湿効果等のスキンケア効果をもたらすことは報告されている。皮膚の乾燥する季節、また皮膚の乾燥が気になる方の入浴法として、ぬるめの湯での入浴と、保湿効果の期待できる入浴剤を使用することが、スキンケアを考慮した入浴法として推奨する。

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