ニュース&トピックス
2012年04月12日

ヒトフォトトリコグラム試験による生薬育毛剤の評価
—細根付(さいこんつき)ニンジンおよび
晩生(おくて)センブリ配合生薬育毛剤の効果と継続的な使用について—

株式会社バスクリン

株式会社バスクリン(本社:東京都港区 社長:古賀和則)は、3月27日〜31日に開催された日本薬学会第132回年会(札幌)で、ヒトフォトトリコグラム試験による評価で、細根付ニンジンおよび晩生センブリ配合生薬育毛剤が従来品よりも効果が高かったこと、生薬育毛剤の継続的な使用が、発毛および育毛に効果的であることを確認し報告しました。

背景

日本人の4人に1人が脱毛や薄毛で悩んでいる昨今、これらの悩みを解決するための有用な素材の探索及び開発が種々の観点から精力的に行われている。
我々は以前、晩生センブリエキスに脱毛因子であるBDNF、NGF-βに対する阻害作用があること、さらに、細根付ニンジンエキスが毛髪の成長期維持に関わるタンパク質のmRNA の発現を促進することを報告した。
本研究では、晩生センブリエキスおよび細根付ニンジンエキスを配合した育毛剤と、従来の生薬育毛剤について、薄毛に悩む女性を対象としたフォトトリコグラム試験を実施し、ヒトでの育毛効果について検証した。
さらに、本生薬育毛剤の効果の持続性についてもフォトトリコグラム試験にて評価した。

対象

薄毛が気になる女性35名(試験開始時の平均年齢51.2 歳)

被験試料

細根付ニンジンエキス、晩生センブリエキスを配合した生薬育毛剤

方法

本生薬育毛剤を6ヶ月間使用し、その後同意を得た31名の被験者に6ヶ月間育毛剤の使用を中止させて、毛髪の状態をフォトトリコグラムで測定した。
各評価日に測定部位を含む範囲の毛髪を約1 cm×1 cmの面積で毛刈りし、デジタルマイクロスコープを用いて、毛刈り直後の拡大画像を撮影した。この画像より抽出した6 mm × 6 mm (0.36 cm2)の解析領域内の全毛髪の毛直径を計測し、以下のパラメーターを算出した。

  • 毛髪密度
  • 毛直径
  • 硬毛(毛直径80 μm以上)数
  • 非硬毛 (毛直径40 μm以上80 μm未満)数
  • 軟毛(毛直径40 μm未満)数

結果-1 従来品との効果の違い

本生薬育毛剤は、硬毛数および毛直径の改善が3ヶ月後より確認され、従来の生薬育毛剤よりも効果が早く現れることが明らかとなった。

結果-2 継続的な使用の効果

  • 使用中止6ヶ月後測定の結果、毛髪密度、硬毛数 、毛直径は使用6ヶ月後と比較して有意な低下が認められ、軟毛数 は使用6ヶ月後と比較して有意な増加が認められた。
  • 本生薬育毛剤の使用6ヶ月後に硬毛数が増加したが、使用中止6ヶ月後に硬毛数は減少し、軟毛数が有意に増加することが認められた。

まとめ

本生薬育毛剤は、使用3ヶ月後に硬毛数の増加を、使用6ヶ月後に毛髪密度、硬毛数 、毛直径の各項目において、使用前と比較して有意な増加を認め、その効果は従来の生薬育毛剤よりも早く効果が現れることが確認された。
育毛剤の使用を止めた後、毛髪の状態が悪化することから、育毛剤は、継続して使用することがより効果的であることが確認できた。

お問い合わせ先
マスコミの方のお問い合わせ先
広報   石川
TEL:03-6327-2914   FAX:03-3453-8184
このページのトップへ