2025年4月18日
【バスライフ推進活動レポート】
つくば Science Edge 2025 にて海外の中高生18名による
当社つくば研究所の見学を実施
当社は、入浴を通じて健やかで心地よい生活を提供することを目的に「バスライフ推進活動」を行っています。バスライフに関わる活動として、講演活動(学生向けの課外授業・介護施設での入浴法指導・海外向けの入浴文化啓発等)、温泉地との地域共創活動(温泉地でのワーケーション実証実験・シンポジウムやイベント協力等)、アスリート支援(入浴法指導・入浴剤提供・大会協賛等)などを実施しています。
本活動の一環として、2025年3月28日から29日にかけて、茨城県つくば市内で開催された「つくば Science Edge 2025」に協力し、当社のつくば研究所にて台湾と香港の中高生18名をお迎えし、研究所見学を実施しました。
「つくば Science Edge 2025」は、中高生を対象に、授業の課題研究やクラブ活動で取り組んだ研究を基に、科学に関する「アイデア」を発表するイベントです。イベントでは、海外から参加した中高生や研究者とのディスカッションの場も設けられています。
当社で実施した研究所見学では、まず座学形式で、日本の入浴文化の歴史や現代の入浴スタイルについて詳しく説明し、その後入浴や入浴剤の効果についても解説いたしました。普段、浴槽浴の習慣がない学生たちにとって、入浴や入浴剤がもたらす健康効果は新鮮だったようで興味深く聞いていただきました。
その後、バスタブが複数並ぶ入浴剤評価室にて足浴の体験を行いました。さまざまな色や香りの足湯に入浴しながら、感想を言い合ったり、写真や動画を撮影したり、和気あいあいと楽しんでいました。
続いて、人工気候室にて、研究の際に使用するさまざまな評価機器に触れていただき、デモ体験をしていただきました。頭皮チェックを行う機器では、学生同士で頭皮年齢を比較したり、頭皮の画像を見ながらその状態を興味深く観察していました。
脳年齢を測定できる機器の体験時には、ゲーム感覚でパソコンを操作し、友達と脳年齢を競い合う姿や、何度も測定を繰り返し、より若い年齢を目指して挑戦する学生たちの姿が印象的でした。血流スコープを用いたデモ体験では、赤血球が動く様子を見て、驚きながらも、興味深く観察していました。また、「他の人となぜ血流の様子が異なるのか。」「どのような生活をしたら、測定結果が良くなるのか。」など質問が上がりました。
日本の入浴文化や入浴、入浴剤の効果について解説しました。
香りを楽しんだり、写真や動画を撮りながら、足浴の体験を行いました。
血流スコープを用いて、ご自身の血流の流れを観察していただきました。
当社では、これまで培ってきた入浴や生薬に関する研究知見を、教育支援にも活用しています。豊かなバスライフ、快適なバスタイムにつながるよう、今後もバスライフ推進活動に励んでまいります。