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清らかな水で育つ魚は、受け継がれてきた自然の恵み

みなさんの家の近くに流れている川は、源流がどこにあり、どちらへ流れているかご存じですか?

「バスクリンの森」近くの静岡県静岡市清水区にある興津川は、源流も河口も清水区内にある川。清らかな水で有名で、アユ釣り解禁日が、東日本でもっとも早いことでも有名です。

また興津川の水は、清水区の人々の生活水としても使われています。生活の要でもあり、元気な魚の住まいにもなっている興津川で、「バスクリンマルシェ」開発者の佐藤さんと一緒にアユ釣り体験をしてきました。

「今日アユが釣れたら、奇跡かもしれませんね」と、宮原おとり店の宮原勝好(みやはら かつよし)さん。なぜなら取材日は梅雨の真っ最中。当日は雨こそ降っていませんでしたが、これまでの長雨に川の水も20センチほど増水していました。

宮原さんは約30年のアユ釣り経験をもち、さまざまな大会で賞も獲得している方。今回は宮原さんに、アユの釣り方を伝授していただきました。

アユは「友釣り」と呼ばれる方法で行います。1匹のアユをオトリにして、水の中で泳がせる。その周辺を縄張りにしている野生のアユが、オトリのアユを攻撃しようと近づくと、オトリにぶら下げた針に引っかかって野生のアユが釣れる仕組みです。

竿につけた糸にオトリのアユをつけ、アユが好む岩場へ向けて投げ入れます。オトリのアユがのびのび泳げるように、糸は”弛(たゆ)めず緩(ゆる)まず”がポイント。オトリのアユにひっぱられてしまい、ちょうどよいポジションを保つのになかなか時間がかかりました。

またポジションを見つけても、2~3分経って釣れなければ場所をどんどん移動させていきます。野生のアユが潜んでいそうな場所をめがけて泳がせ、そしてまた変えて……。すると、少し離れた場所で釣っていた佐藤さんの釣り竿に変化が。

大きなアユが釣れました!

1時間ほどの滞在で、佐藤さんは2匹釣り上げていました。私も……と言いたいところですが、釣ったアユを手に取る前に逃がしてしまい、0匹。それでも針に引っかかった時の感触はしっかりと得ることができました。

今回は雨上がりで苦戦しましたが、川の水が落ち着いている時はテンポよく釣り上げていくことができるそうです。宮原さんの場合50匹近く釣れる日もあると話してくださいました。

釣りを楽しんだ後は、釣った2匹と、宮原さんから頂いたアユを塩焼きにしていただきました。アユの身は白くてふんわりしており絶品! 骨までしっかり食べられました。

おいしい魚が育つ川は、水も清らかで美しい。しかし興津川は以前、汚染の危機にさらされた歴史もあるそうです。原因は人々の生活排水。高度経済成長期の頃、台所や洗濯などの生活排水が、浄化槽を通らないまま川に流れてしまっていたと言います。

川の水はすぐに汚染されるわけではありません。長期間に渡り、家庭の排水によって、水質がどんどん悪化していってしまったのだそう。その変化に気づいた方が中心となって、市民運動を起こし、行政の補助を受けながら合併浄化槽を普及させ、今の綺麗な興津川へと徐々に戻していったそうです。

自然の時間は、私たちとはテンポが少し違います。数十年、数百年と時間をかけ、少しづつ変化していくのです。今、綺麗な水があることは、これまでたくさんの人が自然を気づかってくれたおかげ。

受け継がれてきた自然の恵みを次の世代にも繋いでいけるよう、今ある自然環境を大切にしていきたいと、あらためて感じる体験になりました。


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「バスクリンマルシェ」の売上の一部を森林保全に寄付しています。

文:もりやみほ、写真:市岡祐次郎

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