肉体的な疲労のほかに、緊張感や長時間移動による精神的な疲れも。

ゴルフといえば腰周りや、歩くことによる足の疲労、上肢(腕)の痛みを思い浮かべがちですが、上手になるほどお腹や背中など上半身全体の筋肉を使えるようになり、また、体重移動もスムーズに行えるようになり、疲労もましていきます。また、パターでの精神集中や、ゴルフ場への長距離の移動など、精神的な疲れが出やすいのも特長です。

ゴルフの肉体・精神疲労を回復する入浴のポイント

ゴルフ場のお風呂+自宅での入浴の合わせ技で体と心をケア。

ゴルフ場のお風呂では、汗を流す程度で上手く活用できていない方がほとんど。まずはこのお風呂を最大限に活用して、早めのリカバリーを心がけましょう。そのうえで自宅での入浴をプラスすれば、リラックス&眠りへのサポート効果でもっと快適に。

ラウンド後はシャワーで済ませず必ずしっかり入浴を。ただし、公共浴場のお湯は熱めで長く入るのが難しいことも。その場合は5分の全身浴で首や肩周りの血行を促進した後、10分ほどの半身浴で無理なく体を温めましょう。ただし、ダフって肘や手首を痛めてしまったり、斜面で足首を痛めてしまった場合は炎症を抑えることを優先し、シャワーですませてしまいましょう。

実は、帰宅までの長距離ドライブなども疲労のもと。ゴルフ場で入浴したからと安心せずに、自宅でも必ずお風呂に入りましょう。40度(夏は39度)くらいのぬるめのお湯に、全身浴で10〜15分程度つかって、ゆっくり血行促進を。

パッティングや池ポチャをしないようにと、意外とゴルフは緊張します。その緊張をときほぐすためにも、自宅で入浴する際には、好きな香りの入浴剤を使ってみましょう。副交感神経が優位になることで心をリラックス状態に導き、快眠もサポートします。

こんな場合の入浴方法

ゴルフボールを使って、カンタン血行促進

ゴルフ場や自宅でのお風呂あがりに、クールダウンしながらできる血行促進運動をご紹介しましょう。方法はカンタン! 清潔なゴルフボールを足の裏でコロコロ転がすだけ。足の裏には湧泉という万能のツボがあり、新陳代謝を促して体調を整え、スタミナをつけるとともに精神的な疲れや気持ちの高ぶりも抑えてくれます。バランスを崩して転んでしまっては大変!必ず座って行いましょう。

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