真っ青な海の色を見ると、「#バスクリン入れたでしょ」とハッシュタグをつけてSNSでシェアをする人がいるほど、お湯に溶けると鮮やかな色が多い「バスクリン」。きれいな色のお風呂に入ると、心も晴れやかになるものです。また見た目の美しさだけでなく、体にやさしい成分で作られているのも「バスクリン」の特徴。

株式会社バスクリンでは「自然との共生」を理念に、人体への安全性や自然環境の保護に配慮し、全ての商品を開発しています。

「『バスクリン』は、自然にもやさしい商品であることを伝えたい。そんな思いをあらためて体現すべく、『バスクリンマルシェ』を作りました」と、開発者の佐藤光さんは話します。また同時に、水を育む自然を守るため、森を再生するプロジェクト「バスクリンの森」もスタート。こちらも佐藤さんの企画から始まったプロジェクトです。

どんな思いで「バスクリンマルシェ」の開発や、プロジェクトを始められたのか。佐藤さんにお話を伺いました。

佐藤さん:「好きな香りでお風呂に入ってリラックスしたいと思っても、人工的な鮮やかな色に抵抗感がある人は結構多いのではないかと感じていました。株式会社バスクリンの商品は、自然にもやさしい商品でありたいと考えています。」

合成着色料は一切使用しない、保湿成分はオーガニック認証を受けたホホバ油など、原料はすべて自然由来のものにこだわったそう。お湯に溶けた時の色は、透明タイプの黄色。落ち着いた気分で浸かれます。

自然由来の成分は、排水しても自然に戻っていくメリットがあります。「自然にもやさしい入浴剤でありたい」という佐藤さん。「バスクリンマルシェ」はまさに、佐藤さんの想いと株式会社バスクリンの理念が共鳴してできた商品なのです。

パッケージは、心身に安らぎをもたらしてくれそうな印象。香りの成分になっている植物の写真がプリントされています。

佐藤さん:「自然由来の商品を選ぶ方は、自分の身体のことだけでなく、きっと自然環境への影響も考える方が多いのではないかと思いました。購入した商品の売上の一部が、自分の興味につながっていたら喜んでくれるかもしれない。

森を再生するプロジェクト『バスクリンの森』では、お客さまにも一緒に関わってもらえるように、『バスクリンマルシェ』の売上の一部を森の保全活動に充てています。お客さまがお風呂を楽しむだけでなく、環境保護にも自然と関わってもらえるようにと考えています。」

「自然を守る活動には興味があるけれど、なかなか時間が取れない方などに、気軽に関わってもらいたい」と佐藤さん。直接「バスクリンの森」へ訪れられなくても、森が整えられていく様子を一緒に見届けていけるよう、ウェブサイトでの発信も企画したと言います。

「バスクリンマルシェ」や「バスクリンの森」を通して、自然と共に生きていることを実感してほしい―。商品やプロジェクトの背景には、お客さまと自然に対する、佐藤さんの優しい想いが込められていました。

自然由来の原料だけを使った薬用入浴剤「バスクリンマルシェ」。
食事や衣類のように、お風呂でも、自然由来の素材を楽しみながら取り入れ、心まで豊かになってもらいたい。そんな想いでつくりました。
素材を楽しむ、ここち良さを体験されてはいかがでしょうか?

「バスクリンマルシェ」の売上の一部を森林保全に寄付しています。

文:もりやみほ、写真:市岡祐次郎