ウォーキングやランニング後の疲れには、筋肉をほぐして筋肉痛や疲労に効果のある「リカバリー入浴」がおすすめです。

「入浴は、運動後の体の回復を助けます。また、睡眠の質もよくなり、次の日の体調にもよい影響を及ぼします。」

筋肉の疲労回復には、筋肉内の毛細血管を広げることが大切で、入浴が身近にある簡単な方法です。

運動後には、筋肉を動かしたことで産生した疲労物質が溜まっています。入浴で体を温めることで、筋肉内の毛細血管が広がり血行促進することで疲労物質が排出されます。

筋肉痛は、これまで身体が備えた能力以上のことをした時に、1~2日後にやってきます。そのため、「今日は無理したかも」という時には、痛みを感じていなくてもその日のうちのメンテナンスを心がけましょう。

また、夜はぬるめの湯に入浴することで、自律神経のブレーキ役である副交感神経が優位の状態になります。さらに、入浴により高まった体温が徐々に低下していき、心と体は眠りやすい状態に導かれます。快眠による疲労回復が期待できます。

朝や昼休みなどの運動した時は、すぐに入浴というわけにはいかないものです。運動直後は筋肉が熱をもっている状態なので、しっかり水分補給を行い、ストレッチなどで体をクールダウンした後にシャワーで汗を流しておきましょう。汗を流して清潔にすることは、身だしなみにも必要です。そのかわり、夜にぬるめの湯でしっかり入浴をしてください。

夜に運動した時の直後は、呼吸数や心拍数が高くなっている状態です。そのまま入浴すると体への負担が大きいので、クールダウンの時間を取りましょう。その後に、ぬるめの湯にゆっくり入浴しましょう。湯船のなかでマッサージするのもよい方法です。

ランニングの後は、汗を流すためにすぐ入浴したくなりますが、これはNG。まずはしっかり水分補給を行い、ストレッチなどで体を十分にクールダウン。それから入浴するよう心がけましょう。クールタイプの入浴剤を使うのも、上がった後のほてり感も少なく、心地よく入浴できます。メントールなどの爽快成分や、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム(重曹)配合のものが湯上りにさっぱり感があり、お勧めです。温浴効果を高め、血行促進し、疲労回復効果も期待できます。