1つでも当てはまる人は要チェック!!
- 夕方になると脚がだるい、疲れる
- 飛行機などで長距離移動すると脚がむくむ
- 生理前後や産前産後のむくみ、脚のだるさを感じたことがある(女性)
以下で、おすすめの脚のむくみ解消法をご紹介します!
脚のむくみとは?
むくみは、長時間の立ち仕事やデスクワーク、脚が冷えることで、ふくらはぎをはじめとした脚の筋肉が硬くなり、血行不良となることが原因となって生じます。
また、運動不足の方、筋肉量の少ない女性や高齢の方は心臓へと血液を戻す力が弱いため、特にむくみが発生しやすいと考えられます。
入浴のプロ「チームお風呂博士」から、凝り固まった筋肉をほぐし、血行を改善する方法として、ほぐし入浴 マッサージを提案します。
入浴とマッサージでむくみを和らげよう
①ほぐし入浴によるむくみ改善
株式会社バスクリンでは全国20-60代女性500人に「健康に関するアンケート」を行いました。
「日頃の足のだるさ」に関する質問では、約75%足のだるさを感じていると回答し、足のケアで行っていることでは1位入浴、2位睡眠・休息、3位ストレッチを行うという結果が出ました。
そこで今回は、足のむくみを解消する入浴方法「ほぐし入浴」とおすすめのマッサージ方法をご紹介します。
入浴方法:「ほぐし入浴」方法はかんたん!39~40℃のお湯に肩までゆっくりつかりましょう。時間は15分が目安です。身体・脚を温めることで筋肉が徐々に柔らかくほぐれます。
足のむくみが気になる女性12名に、『ほぐし入浴』を行ってもらうと…
① ほぐし入浴でふくらはぎの筋肉がほぐれました(柔らかくなった)
②(筋肉がほぐれた)ふくらはぎのむくみ感が改善
炭酸ガス入浴剤の使用で更なる効果も!?
むくみ感やだるさが強い場合には、炭酸ガス入浴剤の利用がおすすめです。
炭酸ガスが皮膚から吸収されることで血管が拡張し、温熱効果と組み合わさることで血液の循環がよくなり、むくみの更なる軽減が期待できます。
②マッサージによるむくみ改善
今回、むくみ解消におすすめのマッサージを理学療法士である照井佳乃先生*にお伺いました。
*秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻 理学療法学講座
「むくみ改善には、鼠径(そけい)部のリンパ節の流れをよくしてから、下肢のリンパ節の流れを良くするイメージで行いましょう」
マッサージ方法(実際の様子は下の動画・画像をご覧ください)
(1セット1分×10回、時間がない場合は5回行うだけでも効果が期待できます)
①1度立った状態で太ももの付け根(鼠径部)を軽くマッサージしましょう
②膝を立てて座り、太ももを膝の上から足の付け根に向かって押します
③膝の後ろのくぼんだ部分を軽く押します
④足首からふくらはぎに向かって両手で包み込むようにやさしくマッサージします
大腿部側面
マッサージ前

マッサージ後

マッサージ前後の足の表面温度の変化の様子
(サーモ画像より)
+ワンポイント:入浴中やお風呂上りのマッサージがおすすめ
お風呂の温浴効果で身体を芯まで温め、筋肉がほぐれた状態でマッサージをすることで、更なる血流促進とむくみの改善、ためこみがちな疲労感・だるさの解消が期待できます。
入浴中はできる範囲で、膝を押したり、膝から下をさすってあげることがおすすめです
※ただし、産後等入浴に関する医師の指導がある時は、入浴は控えましょう。