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名湯案内 岡山県 湯原温泉郷

川底から自然に湧く露天風呂は名湯「砂湯」
温泉

中国地方の真ん中、美作(みまさか)の国へ

岡山県は昔、備前、備中、美作と3つの国に分かれていました。その1つ「美作の国」一帯は、現在の岡山県北部を占める静かな山里です。湯原温泉郷は美作の国に古くからあった温泉地で、現在は鳥取県との県境に近い真庭市に位置します。
この地域は川の流れが日本海側と瀬戸内海側とに分かれる中国山地の分水嶺(ぶんすいれい)にあたります。この分水嶺から瀬戸内海に向かって流れ出ているの が旭川で、その上流域に湯原温泉郷の町並みが広がります。旭川はダムによってせきとめられ、温泉郷のすぐ上流には人造湖の湯原湖が豊かな水をたたえています。
湯原温泉郷の歴史は古く、古墳時代から人々が利用してきたようです。なぜなら湯原温泉郷の源泉は自然噴出のため、掘削技術のない時代でも人々が利用できたからです。
その昔、中国山地で盛んだった「たたら製鉄」で働いていた人たちが利用していたといわれ、戦国時代には武将の宇喜多秀家(うきたひでいえ)が母のために湯 屋を建てたといわれています。そして江戸時代以降には広く一般の人も湯につかるようになり、現在まで続いています。


旭川が濃い緑を水面に映している。架かっている橋は「寄りそい橋」。


旅館が並ぶ温泉街にある公共浴場の「湯本温泉館」。ここに配湯施設もある。


こちらも温泉街の中にある温泉薬師堂。手水(ちょうず)も温かい。


渓流、旭川沿いの静かで情緒のある湯原温泉郷の旅館街。
 

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川底から砂を吹き上げて湧き出す露天風呂「砂湯」

湯原温泉郷で最もよく知られているのが、露天風呂「砂湯」です。この砂湯は「露天風呂番付」の西の横綱にも選ばれています。 最近は雨天用に屋根をつけた露天風呂も多くなりましたが、砂湯は正真正銘「屋外」の露天風呂。天井がなく外気に当たりながら湯につかるのですから、気持ち が良いのは至極当然のことです。 さらに、砂湯は別名「砂噴き場」とも呼ばれ、川底から砂を噴き上げて温泉が湧出しており、その場所を岩で囲んで湯船にしています。つまり「天も自然のまま、地も自然のまま」といえるのです。


「日本一」といわれる露天風呂の「砂湯」へ。湯原温泉郷の象徴的な存在。

管理しているのは地域住民の方々で、入湯は無料です。誰でも利用でき、混浴ですが、男女別の脱衣所が設置されています。 この露天風呂から旭川の流れを見ると、右手が上流で湯原ダムがあり、左手が下流で旅館や吊り橋が見えます。夕方になっても次々と人がやって来ますし、明け方の早い時間にも地元の人や観光客など、多くの人が朝霧の中で露天風呂の温かさと景色を楽しんでいます。


川底から温泉が湧き出している場所を、岩でそのまま囲んでいる露天風呂。


無料でいつでも利用でき、男女別の脱衣所が整っている。


朝霧と湯気が混ざりあう、早朝の「砂湯」から下流の方を眺める。


「砂湯」は混浴で「長寿の湯」「美人の湯」「子宝の湯」の3つがある。写真手前は「子宝の湯」。


「砂湯」にある足湯。街には足湯や手湯が何カ所かあり、自由に利用できる。
 
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泉質は肌がつるつるになるアルカリ性の単純泉

 
湯原温泉郷の泉質は、「単純温泉(アルカリ性)」です。
実際に湯に入ってみると、無色透明、無味、無臭で刺激は全くなく、とても入りやすいことがわかります。湯ざわりはなめらかで肌に馴染みやすく、すっとしみ 込むような湯という印象を受けました。また、アルカリ性の温泉なので、皮膚の脂肪分や角質を乳化して溶かす働きもあります。そのため皮膚がつるつるとした 感触になります。
適応症としては、慢性皮膚病、神経痛、関節痛、筋肉痛、疲労回復などがあげられています。

中国地方の山あいで、自然に囲まれながらゆったりとつかる湯。それは美作の気候のようにおだやかで、じんわりと体にしみ込んできました。


いつでも自由に利用できる手湯と足湯。鼓橋のたもとにある。


手だけを温める手湯。ちょっと手を入れるだけでも気持ち良い。


国道313号線、通称「ロマンチック街道313」沿いにある旅館「ゆばらの宿 米屋」に泊まった。

(取材:岩間靖典)
 

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湯原温泉郷公式ホームページ

 
交通アクセス

岡山県 湯原温泉郷2
湯原温泉郷は、湯原温泉、下湯原温泉、足(たる)温泉、真賀(まが)温泉、郷緑(ごうろく)温泉からなっています。

新幹線岡山駅から
JR津山線経由、JR姫新線「中国勝山駅」まで 2時間15分 「中国勝山駅」から中鉄バスで 35分車

大阪吹田ICから
中国道、米子自動車道経由で 2時間30分

岡山ICから
山陽道、岡山道、中国道、米子自動車道経由で 1時間

広島ICから
広島道、中国道、米子自動車道経由で 2時間
 
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ひとことコラム

 
岡山県 湯原温泉郷3

中国地方は、それほど標高の高くない中国山地を中央に、日本海側と瀬戸内海側の双方にゆるやかに高度を下げる山地が広がっています。その中国山地のほぼ中央に位置するのが湯原温泉郷です。私は瀬戸内海側から北上する形で、中国山地に入りました。砂湯につかり地中深くから湧いてくる湯を全身で感じながら、今、自分が地上のどのあたりにいるのかを思い浮かべると何とも雄大な気持ちになって、身も心もほぐれてくるような気がしました。

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