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名湯案内 石川県 山代温泉

開湯1300年の名湯
温泉

「九谷焼のふるさと」として名高い加賀の名湯を訪ねる

 
女性にとって温泉はもとより、料理やお土産選びも温泉旅行の楽しみのひとつ。そこで今回は女性の視点から加賀百万石の名湯、山代温泉をレポートしてみます。北陸本線「加賀温泉駅」からタクシーで10分ほど、宿泊施設と土産物店が並ぶ山代温泉の温泉街に到着します。実は山代温泉は九谷焼のふるさとでもあり、温泉街にも何軒かの九谷焼専門店があります。


「九谷焼窯跡展示館」にある窯跡。体育館ほどの広さがあり圧巻!


同施設内では絵付けの体験もでき、陶芸家気分が味わえる。
 
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魯山人寓居跡など、風情ある建物が点在する温泉街

 
芸術家、料理家として有名な北大路魯山人(きたおおじろさんじん)の寓居(ぐうきょ)跡や、魯山人ゆかりの窯元など、歴史を感じさせる建物も町並みに風情を与えています。九谷焼の店内には常連らしい客も多く、お目当ての品を手に入れて夜は温泉を楽しむのでしょうか。九谷焼は小皿1枚で数千円するものもありますが、若いカップルが丁寧に品選びをしている姿もほほえましく、買物の楽しみも温泉旅行の醍醐味のひとつと実感しました。


北大路魯山人の寓居跡「いろは草庵」。町の中央部にある。


この窯元の看板の文字は魯山人が彫ったもの。歴史を感じさせる建物。
 
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ヤタガラスが守る源泉は観光客や地元の方の憩いの場

 
温泉街の中心部は「薬壷(やっこ)の湯」と呼ばれる源泉を中心とした小公園になっています。サッカー日本代表のシンボルでも有名な「ヤタガラス」の像が源泉を守るように鎮座しています。源泉には足湯も隣接されており、公園は温泉客や地元の方の憩いの場にもなっているようです。地元の方が自転車を止めて源泉の湯を飲んでいる姿が印象的でした。


こんこんと湧き出る源泉と鎮座するヤタガラス。


自転車でふらりと立ち寄り、源泉を飲んでいく近所の方。
 

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「はづちを楽堂」を中心に、そぞろ歩きを楽しむ

 
公園を後にすると、2008年にできたばかりの総湯(そうゆ)とコミュニティー広場「はづちを楽堂」が目に飛び込んできます。「はづちを」とは山代温泉に 古くからある服部神社に祀られている天羽鎚雄神(あまのはづちをのかみ)に由来しています。古い紅殻(べんがら)格子の町並みを再現し、食事処や土産物店が並びます。お土産も綺麗でかわいらしい女性好みのものばかりで目移りしてしまいます。


はづちを楽堂の夕景。タイムスリップしたような幻想的な雰囲気。


はづちを楽堂内の土産物店。山代ならではの名産品が並ぶ。
 

「そぞろ歩きができる」温泉街を目指しているそうで、ジャズスポットや喫茶店などもあり、「温泉街でのランチ」を楽しめる工夫がなされています。温泉というと1泊2日というイメージがありますが、2泊していただいて2日目に町を楽しんでもらおう、という温泉街の気概を感じられる一角となっています。

POPな道案内と歴史を感じさせる町並みが共存。
 
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新築ながら内部は銭湯のような懐かしい雰囲気の「総湯」

 
さていよいよ、2008年にできたばかり、木の香りも新しい総湯に入ります。地元の方たちで賑やかな建物の中に入ってみると、施設は新築ながら、雰囲気は昭和の時代の銭湯のような活気と懐かしさに溢れていました。赤ちゃんを抱いたお母さんや、おもちゃで遊ぶ子供たち、おしゃべりするお年寄りの皆さん。25 個のカランは満員で、さらに湯船の中の人や遊び回る子供たちをいれると50人も浴室内にいたでしょうか。とても賑やかでした。「ここが空くわよ」とおばあさんにカランを譲ってもらい、私も次の人に譲り・・・共同浴場ならではの触れ合いを楽しみました。源泉100%、ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物 泉のお湯は私にとってはまさしく適温でしたが、さすがに温泉だけあり、湯船に腰湯で入っているだけでも汗びっしょりになってしまいました。


総湯の浴室。高い天井、広々としていて気持ちがいい。
 


堂々とした石川県産杉張りの外観を誇る総湯。

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宿の楽しみは、おいしい食事とリラックスムードいっぱいの大浴場

 
鼻歌まじりに今夜の宿「瑠璃光」に戻って夕食です。地のものを使った料理は見た目も美しく、日本海側ならではの「ハタハタ」料理など珍しい 味にも巡り合えました。供されるほとんどの器が当然のごとく九谷焼です。料理は温泉宿泊の楽しみに大きな割合を占めていることを改めて実感しました。宿の お風呂は総湯とはうって変わって、照明もシックで静かな佇まい。夜間の露天風呂はなんともいえずロマンチックです。


ハタハタの浜煮。塩味でさっぱり。


九谷焼のご飯茶碗。落としたら大変!

宿の大浴場に入りました。お湯も適温で、お湯が「やわらかい」感触。居心地がよいのはもちろんですが、さしずめ「湯ごこちがよい」とでも言いましょうか。今回は取材のため一人旅でしたが、友人と来ていたら湯船で ゆっくりおしゃべりしたいなあ、と思わせるようなリラックスした気分にさせてくれるお湯でした。浴室の前には牛乳の自動販売機があり思わず購入。スリッパではなくて草履なのも素足に心地よく、温泉は入浴後のこの「爽快感」もたまりません。湯冷めせずホカホカの体とツルツルの肌。町も宿も小さな心配りが随所 に見られる、そんな山代温泉でした。 2010年秋には、昔の総湯の姿を再現した「古総湯」もオープンする予定だそうですから、またぜひ再訪したいものです。

(取材:高田裕子)

 
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山代温泉旅館協同組合/山代温泉観光協会公式ホームページ

 
交通アクセス

石川県 山代温泉2

 
電車
北陸本線 JR加賀温泉駅から
駅から温泉街までタクシーで約10分


北陸自動車道 加賀IC
(福井方面からの場合)
約20分
北陸自動車道 片山津IC
(金沢方面からの場合)
約20分

飛行機
小松空港から
・路線バスでJR小松駅へ。
小松駅より北陸本線でJR加賀温泉駅下車
・空港からタクシーで約30分

 
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ひとことコラム

 
石川県 山代温泉3

下調べの段階で「女性同士のプランに力を入れている」というお話をうかがい、「それでは私が」と張り切ってでかけました。新しいことを積極的に取り入れながら、古い温泉地ならではの情緒も残る山代温泉は「温泉旅行」の楽しみがいっぱいでした。

石川県 山代温泉4

やさしい湯ざわりの湯を満喫し、大きな湯船でのんびりし、おいしいお料理をいただき、お土産を買う(私もちょっと贅沢をして九谷焼の茶碗を買いました)、という温泉旅行の王道をいった感がある今回の山代温泉レポートでした。今度は友達と行きたい!

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