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赤道に近い国民でも熱中症になる時代!? 熱中症対策に2週間の「浴トレ」が効果的

熱中症を防ぐには?熱中症に負けない身体づくりの方法とした、春から始める毎日の入浴方法をご紹介します。
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暑さや直射日光に強いと思われているアフリカ人が北京で熱中症になったという意外なニュースが数年前人々の関心を集めたのを知っていますか?当時このニュースに対し中国の医師が、「人間の体は高温・多湿の環境に耐えられない。一定の訓練を受けていなければ、ほとんどの人は熱中症にかかってしまう」。*1と答えました
この100年の間に、日本の平均気温が1.16℃も高くなり、それに伴い熱中症の発生リスクも上昇しています。
先のニュースのとおり、実は熱中症は、カラダが暑さに慣れていないときに発生しやすいとされています。熱中症を防ぐには、発汗量や血流量による体温調節が上手にできるカラダに整えておくと有効であるという調査結果を株式会社バスクリンのつくば研究所が明らかにしました。
今回は、熱中症に負けない身体づくりの方法とした、春から始める毎日の入浴方法をご紹介します。

*1 2017年7月21日人民網日本語版より

暑さに備えていないと熱中症になりやすい!?

よく知られているように熱中症を防ぐには、体調を整えて水分を補給し、日差しを避け、風通しをよくすることなどが大切です。実はそれ以外にもよく知られていないことがあります。「暑さに備えたカラダづくり」です。

熱中症になりにくい「暑さに備えたカラダづくり」って!?

熱中症は、梅雨の合間や梅雨明けの時期など「急に蒸し暑くなった日」に起こりやすいとされています。人間のカラダは、暑い日が続くと暑さにしだいに慣れていき、発汗量や血流量を増やすことで、体温が急に上がらないようにする働きがあります。

ところが、私たち現代人は、エアコンの普及や運動不足、エチケット意識の変化などにより、汗をかく頻度が少なくなったといわれています。気温の上昇に加え、暑い環境との温度差にカラダがついていけず、熱中症になる人が増えている可能性もあります。

カラダが暑さに慣れる「暑熱順化」は、気温が暑くなってもしばらくしないと起こりませんが、あらかじめ暑さに備えたカラダをつくっておくこともできます。代表的な方法が、運動で汗をかく習慣。本格的に暑くなる前の5月から6月頃に、「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度のウォーキングなどを続けると、2週間ほどで暑熱順化できるとされています。

<暑さに備えたカラダづくりのポイント>

・熱中症になりやすいのは急に蒸し暑くなった日
・エアコンの普及などで暑さに対応できない人が増加
・カラダが暑さに慣れる暑熱順化には日数が必要
・前もって暑さに準備したカラダづくりも可能
・毎日30分程度の汗をかく習慣が効果的

毎日の「浴トレ」でも暑熱順化できる!

「熱中症は予防したいけど、今の生活で毎日30分の運動は難しい」「運動が苦手だから続きそうもない」という人に注目なのが、毎日入るお風呂で汗をかく「浴トレ」です。

入浴には、カラダを温めて発汗を促す作用があります。お風呂につかることで、カラダを熱に慣らして汗をかきやすい状態に整えておくと、暑熱順化につながるのです。

暑さに負けないカラダをつくる「浴トレ」の効果

40℃のお湯に肩まで浸かる15分間の全身浴を2週間続けたところ、発汗開始時間が早まるだけでなく、わずかな体温上昇でも汗が出て、皮膚の血流量も増えることもわかりました。これは、気温の変化にいち早く適応して汗をかいて熱放散反応を高め、暑さに対する順応性が向上したことを意味します。

以下にご紹介するのは夏季(2019年5月21日~7月5日)に実施した試験ですが、冬季(2018年12月3日~2019年2月20日)の試験でも発汗する時間が早まり、総発汗量が増えることがわかっています。(株式会社バスクリン つくば研究所調べ)

また、浴トレは中断すると暑熱順化の効果がなくなります。入浴が苦手という人も、1週間に2回は取り入れるよう心がけてみてください。

◎少しの体温上昇で汗をかけるカラダに!

浴トレ実施前は入浴後5分6秒だった発汗開始時間が、浴トレ実施後は4分17秒に早まることがわかりました。さらに発汗開始時の体温上昇も、0.21℃から0.12℃に低下。わずかな体温上昇で発汗が促されることがわかりました。

◎血流量が増えて熱を放散できるカラダに!

浴トレ実施前は147.1(ml/min/100g)だった足の甲の皮膚血流量が、浴トレ実施後は187.8(ml/min/100g)に増えるがわかりました。

浴トレ試験条件
・2019年5月21日~7月5日に実施、成人男性 (n=14, 42.2±11.2歳)
・40℃のお湯(さら湯*2)に15分の全身浴(中断せず連続入浴)、お湯の温度の低下を防ぐため入浴7分半後に追いだき1分間の入浴を2週間継続。
・試験開始前と開始後の、主に入浴中の発汗量、皮膚血流量、舌下温を測定。 
※株式会社バスクリン つくば研究所調べ

*2入浴剤などを入れていないお湯

入浴剤で「浴トレ」を快適に!

浴トレで実施した40℃15分間という入浴は、ほとんどの人にとって、「ちょっと熱い」「ややきつい」と感じる条件です。普段から長風呂の習慣がない人や、運動などで汗をかく習慣のない人が、夏の暖かい時期に続けるのは気が乗らないかもしれません。

そこで活用したいのが、爽快感やリフレッシュ感のある入浴剤です。実際に入浴剤を使った人からは、「入浴剤でこんなにつらさが変わるとは思っていなかった」(20代男性)、「入浴剤を入れても浴中は湯温が高く爽快感を感じにくいが、浴後はある」(30代男性)という感想もあるので、長い時間の熱め入浴が苦手な方は、ぜひ入浴剤を試してみてください。

◎入浴剤を使うと入浴中の快適性がアップ!

さら湯(入浴剤などを入れていないお湯)と入浴剤(メントール配合入浴剤)を使用したお湯で浴トレを実施。入浴中の快適性やつらさについてVASスケールを用いた主観アンケートを用いて比較検討したところ、さら湯と比較して入浴中の快適性が向上し、入浴中のつらさが低下しました。

<「浴トレ」のポイント>

・運動不足の人や、ぬるめのお湯に短時間しかつからない人に◎
・本格的な暑さが始まる5月~6月に2週間
・やや熱めの40℃のお湯に15分間入浴
・追い炊きや足し湯でお湯の温度を維持するとベター
・入浴が苦手でも1週間に2回以上は実施

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